6月30日
メモリアル力道山 レポート (1)
撮影にはすべてQV−10Aを使用しました

日本のインディペンデント壊滅

冴夢来プロジェクト IWA格闘志塾 FMW IWA ジャパン 大日本プロレス
○剛、宮本(回転脚折り固め)秋山、冴夢来MAX× ○鶴見(自爆・失神)ザ・マミー× ○グラジエータ、大矢(スーパーアッサムボム)田中、中川× ○ターザン後藤(フェイスバスター)岡野× ○山川、ナガサキ(原爆固め)中牧、たにぐち×
新味の無い試合でバカコールで呼ぶ冴夢来プロジェクト エジプトの秘薬をまき散らかすマミー、担架に乗り黄泉の国へと帰る(IWA格闘志塾) インディーの中では整った試合を提供したFMW ターザン後藤には「役不足」な舞台。メジャー出身者も相手がいなければ真価を発揮できない(IWAジャパン) 「当たり」の強さを一人見せつけだケンドーナガサキ、彼もメジャー出身者(大日本プロレス)

 第1試合から第5試合までは、日本のインディペンデント団体が次々に登場。昨年の「夢の掛け橋」では各団体ごとに得意の試合形式を披露できたが、今日は全ての団体が通常のプロレススタイルでの参加。その結果は、観客が見ることを拒否さえするようなありさま。試合中にも関らず、場内を歩きまわる観客の多いことや、「もうやめろ」とのヤジまで飛ぶ。ダイビングヘッドパットを行いながら、打ちが悪かったか失神してしまったザ・マミーなど、そこまでの試合展開がまことお粗末なものであっただけに、心配心にもなれない。「死後の世界からよみがえったマミーが、またそこへ帰ったか」「どうせならば担架ではなく、棺桶に入れて退場しろ」「(対戦相手の)鶴見もあいつの実力はこんなものではないなどと言わずに、ミイラを動かしていたバクテリアが死滅したようだ、とか言え」などと辛辣な会話が仲間内を飛び交う。  プロレスは自分を自由に表現できるスポーツである。その自由な様にファンはあこがれ、会場へと足を運ぶ。しかし、鍛えあげた肉体、磨いた技術もなく、ただただ自由を主張するプロレスなぞ、たんなる我が儘にすぎない。
 この試合を見ていた長州や武藤は激怒したと言う。命をかけてプロレスを続けている彼らにしてみれば、当然のことだろう。しかし、怒りを覚えるのは、レスラーだけではなく、プロレスにあこがれるファンも同じだ。こんなものでプロレスを名乗って欲しくは無い。
 インディーの選手達よ練習せよ、それが嫌ならば、レスラーとしてではなく、ファンに戻ってプロレスに接するべきだ。
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