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地方会場へはいつもモータードライブをつけたニコンFM2Nに80−200mmF2.8のズームレンズをつけて持って行くのだが、これは3kg程度のかなり大きな荷物になるし、終始振り回すには気力が必要だ。今回の遠征は気楽に出かけたかったので、オリンパスOM−2Nに手のひらサイズの100mmF2.8のレンズをつけて出かけることにした。これならばワインダーをつけてもとても小ぶりに組みあがるので、ニコンとは同じ機能を持つものかと思えるくらいに大きさに違いが出る。
会場に着いてみると以外に大きな体育館だったために、最後列で立って撮影するとなると、こんな絵になってしまう。まあ、楽をしたんだから仕方ない。
新しい体育館の照明は明るい。ISO800のフィルムを使いf2.8と1/125の組み合わせで撮ることにした。きちんと動きを止めたければ1/250よりも速いシャッター速度を選びたいところだが、無理なものは無理。
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試合中に「ピピィ、ピピィ」と小さな電子音が続く。一体何かと思ったら、他の人が使っているオートフォーカスカメラの合焦音だった。そんなものは止めておけば良いのにと思うが、使っている人はあの音がないと不安なのだろうか。
僕はオートフォーカスのカメラを使ったことがない。単にマニュアルで揃っている機材をオートフォーカスのそれへ買いかえる資金がないだけなのだが、オートフォーカスカメラには単純な疑問もある。
一部のカメラを除きオートフォーカスカメラのフォーカシングゾーンは中央に位置しているのだが、レスラーを中央に置かない構図にしたい時にはどうするんだろう。たとえばこんな構図だとどうなるのかな。まさか、フォーカスロック?
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それでも、こんな時にはオートフォーカスカメラが欲しくなる。逃げながら、あるいは笑いながら被写界深度の浅い望遠系レンズでマニュアルフォーカスを合わせることは至難の技だ。
この写真もどこにもフォーカスがあっていないのだが、サイズを小さくして、さらにソフトウエアでシャープをかけてごまかしているのだ。
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フラッシュを使わない撮影だから、会場内が均質に写る。OM2−Nは同調速度が1/60と遅いので、よほどに会場が暗くないとフラッシュを使ってレスリングを撮ることには向かない。フラッシュを使いたい時には1/250の同調速度を確保できるニコンFM2Nを使わざるを得ない。
同調速度が遅いカメラを明るさの残る会場で使うとゴースト状の写り込みが出てしまう。それを逆手にとってスピード感を強調する方法もあるが、ほとんど上手くできたためしはない。
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短い焦点距離のレンズで撮った写真もトリミングしてしまえば、このくらいにはなる。Webで使うのであれば、十分なクォリティだと思える。
それなりに明るいけれども、コンパクトな単焦点レンズをニコン用にも中古で買ってもっと楽しようかな。
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