日本J1選手権決定トーナメント準決勝
(97年12月23日 上田馬之助君を激励するプロレス大会 東京・後楽園ホール)
荒谷(ムーンサルトプレス2連発からの体固め)北原
(荒谷は98年1月14日に行われる決勝戦で天龍対北尾戦の勝者と対戦する)


<Prev
場外戦で反撃開始 顔面へ強烈な蹴りが入る
▲反撃の狼煙は場外戦で。強烈なチェアラップの後に、場外パワーボムも。 ▲顔面へと入れる前蹴りは北原の持ち味。
スピンキックも顔面へ バックドロップもスティッフだ
▲スピンキックも正確に顔面を捉える。 ▲バックドロップのアタリもきつい。

 反撃は唐突に始まった。椅子で殴る。後楽園ホール特有のステージ席でパワーボム。リングへと戻ってからも北原攻勢。北原の持ち味とも言うべき顔面への前蹴りがビシッビシッと。この「アタリの強さ」と「原初的な攻め口」がWARスタイルの見せ場でもある。
▲胸を出してガッチリと受ける。逃げる事はない。
 強いアタリで攻める分、受けもきつくなる。よくWARの試合を「間が開きすぎ」「休むな」と評する向きがあるが、それはこの「アタリの強さ」を年頭においていないから出る言葉なのだ。これだけのアタリで攻める、受けるとなれば、当然消耗度はひたすら「型」を交わすがごとくに展開されるスタイルのようには動き続ける事はできないのは当然だ。よしんば他所に「○○はアタリが強いが、間は開かないぞ。」と言うものがあったとしても、それはレスラーが倒れている時に、もう一方のレスラーが観客へ向かって「オラァー」とか「行くぞー」とかなんとか言っているので、結果として間が開いていないように見えるのである。そんなものは、食紅まみれの鱈子と大差ないのだ。そういうことなのである。
Next>

レスリング観戦ログへと戻る