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2000年1月(4) |
| [ 最新の夜話 ] | |
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mailto:chisatoy@fighter.gr.jp | |
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▲少しでも楽になるかと思い、部屋の加湿をする。電熱器の上に鍋を置きっぱなしにしているが、いっそのこと加湿器を買おうかなぁ。
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最近、すぐ風邪ひくというか、頭が痛くなったりする。もしかして、ボクって虚弱体質?。それとも繊細?。自分でも気づいていなかったけれども、この174cm、90Kgの体は傷つきやすいのね。みんなももっとボクのことを大事にしなくちゃだめだぞ(うそ)。
久しぶりに天龍源一郎必殺技大鑑の写真再スキャンを行う。くすんでいた画像ファイルが、本来それが持っていたみずみずしい色合いを取り戻してゆく様が楽しい。自己満足に過ぎないが、大いなる満足。
先週木曜日(1月27日)に発売された週刊ゴング、連載企画のCOLUMN MOVEMENTの中で竹内さんが「インディアンとリバース両デスロックの違いは!?」を書いている。
インディアンデスロックとリバースデスロックを「技の種類としては完全に別なものである。」とそれらの違いを説明した上で、その文末で「こうした昔ながらの技の名鑑の類も一度はきちんと一冊の本として残しておく必要があるかもしれない。そうでないと本当の技の名称なり、その誕生にまつわるエピソードが風化してしまうからだ。」としてある。出してほしいよねぇ、こういった本。すごく読みたい。
それでは既存の「技本」はこの両デスロックをどう捉えているだろうか。既存のと言っても、手元にある本はそう多くないのだが、まず「’91ゴングプロレス観戦パーフェクトGUIDE」。この本の「必殺技277」ではきちんとインディアンデスロック(69ページに掲載)とリバースデスロック(63ページに掲載)を分けて解説している。インディアンデスロックの解説ではその和名を「インド式地獄足固め」とした上で
日本では、昭和37年に初来日したチーフ・ビッグ・ハートが、この技で力道山を苦しめたため、アメリカ・インディアンの拷問技をプロレスに持ち込んだものという説が多かったが、この技を考案したのは、インドの伝説的な名レスラー、グレート・ガマだ。」と書いている。そうだったのか、インドから持ち込まれた技だったのか。ちょっと驚き。
竹内さんは前述のコラムで
今ではネーティブ・アメリカンと形容されている俗に言うインディアン系の選手たちによって持ち込まれたインディアンデスロックは、としているから、少なくとも「’91ゴングプロレス観戦パーフェクトGUIDE」によれば、竹内さんの解説は誤りと言うことになってしまうぞ。さあ、どうする竹内さん。ちなみに、「’91ゴングプロレス観戦パーフェクトGUIDE」の執筆者としてクレジットされているのは菊池孝・渋澤恵介・山口雄介・山田隆の四氏(敬称略)。おそらくインディアンデスロック グレート・ガマ開発説は山田さん(故人)が書いたんだろうな(と勝手に想像する)。
一方、リバースデスロックだが「’91ゴングプロレス観戦パーフェクトGUIDE」ではきちんと項を分けてインディアンデスロックとは別のものとして解説している。解説書として正しい姿勢、と言うことになる。
さて、時代をうんと新しくして1998年12月に発行された「週刊ゴング女子プロレスパーフェクト技GUIDE」ではこのあたりどうなっているのか。インディアンデスロックの項(92ページ)を読むと「’91ゴングプロレス観戦パーフェクトGUIDE」と同様に
この技の元祖は、インドの伝説的レスラーであるグレート・ガマだ。と「インディアンデスロック・グレート・ガマ開発説」を記載している。が、しかしこれはおそらく「’91ゴングプロレス観戦パーフェクトGUIDE」を参照して書いたような感じだ。
では、リバースデスロックはと見ると、インディアンデスロックとは分けてはいるものの名称は「リバース・インディアン・デスロック」として掲載(92ページ)されている。これは間違いと言うことになるのではないのか。怪しいところだ。
ところがである、これよりももっと大きく、竹内さんの主張と全く相容れないものがあった。「プロレスの歴史を担った東スポが総力編集・マニアなら見逃せないプロレスの百科事典」と豪語する「プロレス全書」(東京スポーツ)である。151ページから始まる「プロレス全技解説」の中でインディアンデスロックを探すと「インディアン・デスロック(リバース・デスロック)リバース・レッグ・ロック、監獄固め」(182ページ)と一括りにしてあり、そのなかで
インディアンが拷問をするときに使った独特の両足攻めからヒントを得、考え出されたのがインディアン・デスロックだ。となっている。
うつ伏せにした相手の両足をたたみ、その両足を自分の足で鍵をかけるようにしてフック、絞めあげていく。別名リバース・デスロックとも言うが、現在ではインディアン・デスロックで統一されている。
(中略)
インディアン・デスロックは相手をうつ伏せにするが、仰向けにして同じ要領で入るのがリバース・レッグ・ロック。
マサ斎藤、谷津嘉章が同時に編み出した監獄固めは、このリバース・レッグ・ロックを決めた瞬間に腰を落とし、全体重をかける、本当の意味での拷問技だ。
これはどういうことだろう。インディアン・デスロックとリバース・デスロックを同じものとしているばかりか、相手をうつ伏せにして足を極める技をインディアン・デスロックと呼び「表」、相手を仰向けにして入る技をリバース・レッグ・ロックとして「裏」として、表・裏の判断が全く正反対になってしまっているのだ。ちょっと受け入れ難い説明だと思うのだが、どうだろうが。
プロレスの歴史を担った東スポが堂々と出版したものが、このような受け入れ難い説明を掲載してしまうとは、なんとも憂うべきはプロレスマスコミ界の現状か。やはりここは竹内さんに決定版となる技名鑑本を出してもらうしかあるまいと思うのだが。