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2003-7-21 10:10

 昨日の天龍対大森戦から写真をピックアップ。使用したカメラはオリンパスのOM2-N。このカメラも使い出して今年が足かけ20年目だ。

▲終盤に天龍が見せたアックスボンバー封じの裏十字固め。これはジャイアント馬場がラジャ・ライオンを下した全日本流裏技でもある
▲天龍のルーツ・全日本プロレスマットをアピールするランニングネックブリーカードロップがこの対戦でも公開された
▲大森のアックスボンバーはその”要”となる右肘がズバリ天龍ののどを打ち砕いた。この日多くの選手はラリアットを”身を流して”受けていたが、天龍は大森のアックスボンバーを真っ正面からのどのど真ん中で受け止めた

 

2003-7-20 23:30

 日曜日の事務所は空調装置を使えずにひどく暑い。足下で温気をはき出し続けるPCが恨めしい。僕が使用しているPCはいわゆる〔ホワイトボックス〕だ。電源ユニットも自分で選んだ。当時は「将来の増設対応に」などと考えて容量の大きな電源を取りつけたのだが、今となってはその大容量さゆえの発熱量が恨めしい。ズボンが汗でぴたぴた張り付く。

 暑さにいらつきながら過去のメールを整理した。対応を忘れてしまったまま放置となってしまったメールが多い。事業部長に指定された面接日時もすでに一週間前のこととなってしまっていた。いくら案件が多いからと言って、これはまずい。

 さらにメールの整理を進める。開発2グループのメンバーが他部署の要員から理不尽な振る舞いを受けたことを報告したメールがあった。このメールは一度読んでいたし、ある程度話はついていたので消してしまっても良いメールだ。もう一度読んでから、消してしまおうと思い、メールを読み出した。

 ある程度読み進んだときに異変が生じた。目の前が薄暗くなり、頭の中に突然「(他部署の要員に)イスを投げつけ、さらに倒れ込んだ相手に馬乗りになり延々と殴り続ける自分」のイメージが発生した。そのイメージをそれと認めると同時に、血液が大きな音を立てて頭頂部へと上がって行くのを実感した。

 あまりの急変に我がことながら驚き、しばし呆然とした。これが〔キレる〕と言うことか。積み重なる案件、事務所の理不尽なまでな暑さ、その他諸々のことが重なって自分の中の獣性が一気に解き放たれてしまったのだろうか。もしも、これが事務所に一人だけでいるときではなく、目前に相手がいるときだったらどうなっただろうか。無自覚なままに獣性が解き放たれてしまうような、このありさまではいつか事件を起こしてしまいそうだ。

 そんなことを考えながら、それでもマシンルームでの作業といくつかの資料を作り終えてから両国国技館へWJプロレスのトーナメント戦を見に出かけたのだが、天龍選手の予想外の一回戦敗退もあり少しも明るい気分になれないまま国技館を途中退場して帰ってきた。

 明るい気分の時であれば、敗戦もその結果だけではなく過程を取り上げて良い面を感じとれるのだが、今の僕にはそのような明るい完成はまるでない。果てしなく落ち込んでゆくばかりである。