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2005-4-18 23:30

 2005年度の歓迎会を途中で抜け出した僕は、一度は事務所へ戻ったものの、あまりの眠さに作業が進まず、帰宅することにした。

 いつもの帰り道は、だいぶ早めの時間だから、一人、また一人とすれ違う人も多い。また一人、向こうからやってきたが、この人別格、かなり大柄、目深にかぶったキャップが却って目をひくその人は……なんとマサ・サイトー。

 あの眼光、あごひげ、がっちりとした上半身。脚がだいぶスリムになっていたが、そのスリムな脚ががっちりした上半身との組み合わせで逆三角形を作り出し、何ともかっこいい。

 しっかり一点だけを見据えたマサ・サイトーはまるで歩調を変えることもなく、スタスタと行ってしまった。ほんの一時のすれ違いだったが、マサ・サイトーの衰えぬ存在感を感じ、あぁマサ・サイトーはこうして元気にしているんだと思ったら、なんだか今日はものすごく得をしたような気がした。

2005-4-18 2:30

 先週は三日続けて山手線の最終と池袋発深夜急行バスの組み合わせで帰ってきた。深夜バスに乗り慣れてしまったら、いつもの交通手段よりも心地よいような錯覚を得たが、やはり帰宅が午前2時を過ぎるようでは長くは続かない。今週はそのようなことにならないように頑張ろうと思う。が、今すでに午前3時ではなんの説得力もないな。

2005-4-11 2:00

△石神井川周辺はたくさんのソメイヨシノが植えられているので、最盛期には見渡す限りが桜の花となる

 今年の三月はなかなか暖かくならなかったが、暖かくなり出したら、暖かいを通り越して暑くなってしまった。自宅近く、石神井川沿道のソメイヨシノは、五分咲き、六分咲きをあっという間に通り越して満開になり、即花びらが風に舞い始めた。桜の花びら舞い散る中を歩くことは、時節柄花粉症対策のマスクが必要ではあるが、春ならでは楽しみだ。

 こんな心地よさを楽しめる春ではあるが、自分の生活が少しも快適にならないのが、痛いところだ。例によって仕事での問題、心配事が多い。しかも、以前のようなサーバハードウエアが壊れただの、設定情報がわからないだのと言った純粋に情報システムでの問題だけではなく、人事だとか給与待遇などが複雑に絡み合っての問題だから、悩ましさもかつてない深さだ。

 純粋にシステムの問題であれば、何らかの方法で予算を確保して業者を動かしたりと自分自身の判断で直接的な対応方法をとることができるが、人事、給与待遇の問題となると今の自分のポジションでは直接的な対応法がない。間接的な方法にしても、やらないよりはマシと言った程度で、効果は低い。

 それでも、何か良い方法がないかとない知恵を絞ってみたら、こんな時にこそ労働組合が必要なんじゃないのかと思い当たった。今の職場に出向している僕は就職したときからユニオンシップの労働組合に所属しているが、今回人事や給与待遇の問題が生じている人たちは労働組合を持っていない。それゆえ会社側が一方的に人事、給与待遇に冠することを進めてしまい、問題を起こしているように思える。であれば、人事、給与待遇に不満を持っている人たちには労働組合を結成して自ら交渉してもらうのが一番良いように思える。  

 そんなことを思うと、一方で「この自分が、労働組合を最善手と考えるなんて」とおかしさがわき出してくる。前述の通り、ユニオンシップの労働組合に所属しており、毎月かなり良い金額の労働組合費を支払っているが、労働組合の活動に積極的に関わったことは一度もない。そればかりか、どうしたら関わらずに済むかに気を砕いていたくらいだ。

 そんな自分が、対応手段の一つとして労働組合を発想するとは笑える話だ。このタイミングで発想したと言うことは、労働組合という手法がよほどに不朽のものであるか、僕の発想が貧困なのかどちらだろうか。どちらにせよ、悩みは多く、解決のめどはない。