雑記帳CHiSAToY夜話97年8月
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97年8月19日
 昨日入手したPHSとPCカードを早速に使ってみようと、あえて中野駅そばの喫茶店へ入った。喫茶店の中でE−MAILの返信を打って送信してみようと思ったのだ。ところが、席についたとたんに電波の強度が低下。アンテナマークが1本になってしまったのでここでの通信は取り止めにして中野駅ホームで試みた。がしかし、つながらないのである。頭の中は「???」となったまま出勤し、なんとなく気持ちの悪い一日を過ごした。
 で、帰宅してからマニュアルをチェックしたら単純な設定ミスだった。DDIポケット電話グループが提供しているPHSデータ通信サービス「αDATA32」は相手先がPIAFSに対応していなくても接続できるようになっており、そのために通信カードで利用可能な通信手順が4種類準備されている。これの切り替えをきちんとしていなかっただけなのだ。この切り替えをちゃんと実行したら、アンテナマークがぎりぎり1本表示される自室からもインターネットへの接続ができた。こりゃ良いや。えらいぞαDATA32。何と言っても既存のアクセスポイントをそのまま使えるのはすごいメリットだな。
 WAR金沢大会へ出向く準備を着々と。航空券とホテルの手配を済ませて、WAR事務所に電話をかけて入場チケットを発注。当日券を購入と言う手もあるのだが、わざわざ前売券を買うことにしたのは、当日券は前売りよりも1000円高いことと、WARが使用する2号館は産業館の中で一番狭いことがわかったとたんに、なんだか不安になってしまったからである。せめてこのくらいの会場は一杯になってほしいものではある。
97年8月18日
 先週は名古屋へと出張したばかりか3回もルナパークへ出かけたり、昨日は昨日で終日を外出して過ごしたために何かとせわしい日々ではあった。特に先週3回目のルナパーク「灼熱のムエタイ」初日に行われた第3試合、こりゃ凄かった。試合をした「日本ヘビー級」の人って、日ごろムエタイやキックボクシングをしていないから体重が重いだけの人だろう。バラエティ番組か何かの企画で「お父さんがキックボクシングに挑戦、KO勝ちしたら100万円」なんてものを収録しているのかと思ったぞ。
 そんなこんなで迎えた今日月曜日はいつもよりもかなり早めに出勤して、週末に工事停電があった事務所できちんとシステムが立ち上がるかの立ち会いを。今日日、停電があったくらいできちんと立ち上がらなくなるようなシステムなんてなさそうなものだけれども、なぜかこの事務所だけは停電があると必ず問題が発生する。で、今回も案の定と言うかトラブル発生。3台あるルータのうち1台ですべての設定内容が消えてしまっていた。夏休み明けの人間じゃないんだからそんなにボーッとするなよなって。13時ごろまではバタバタとしてしまった。
 バタバタと気ぜわしくしていたための反動と言うわけでもないのだろうが、今日は仕事帰りに大散財。新宿のカメラ量販店を渡り歩いて「32Kデータ通信対応PHS」「32KPHSデータ通信対応PCカード」を購入。「32Kデータ通信対応PHS」は600円(税込)。こんなによくできた小物電子機器が600円とはなんだか申し訳ないような気分。一方「32Kデータ通信対応PHS」はビックパソコン館やヨドバシカメラでは入荷未定になっていたものが、さくらやではちゃんと在庫があって14000円(税別)。なんか一度に揃えることができてすごくうれしい。その上、PHSの機種変更作業が行われる30分の待ち時間の間にMN128−SOHO(DSUなし)が大量に積んであるのを見て、これを44800円(税込)で買っちゃっているんだからなんか物欲果てしなくって感じだ。
 さらには(まだあるのか!)、9月9日に石川県産業展示場2号館で行われるWARの天龍対ブッチャーを見たくなったので、東京−小松間の航空券を予約……。ああ、絶対僕はどっかが壊れてるな(笑)。
97年8月12日
 明日、明後日と名古屋への出張。もうちょっとスケジュールをずらしてくれたならば名古屋ドームだって、夢ファクトリーだっていけたのだがとちょっとだけ思う。
 で、出張と言えばリブレット。いつも同じ使い勝手じゃちょっとつまらないかと思ってリブレットへDOS環境時代に使っていたツールをインストールしてDOS上で動作するエディタソフト「JED」を使ってWebページの内容をメンテナンスする環境を作ってみたら……。
 驚いたことに、いくつかのhtmlファイルがきちんとJEDで表示できないのである。よくよく調べてみたら、きちんと表示できないhtmlファイルは漢字のコードがシフトJISではなく、JISになっていた。なんでだろう。いつもWebページはWindows環境と言うか、マイクロソフト環境で作ってきたから標準でシフトJISな訳で、これを特にJISコードへ変換した記憶はないのだが。まったくもって謎だ。
97年8月7日
えらく懐かしい。
▲えらく懐かしいもの。
 街を歩いていたらえらく懐かしいものに出会った。胸のところに「ユニバーサルスタジオへ行こう!」と書いてあるこれ。SWSのロゴマークでもあった恐竜である。どんな経緯があってメガネスーパーのキャンペーンへ再登板となったのか、ちょっと興味があるところ。
一宮選手の後ろに。で、この位置から見るとこんな感じ。ニコンを首から下げて……。
▲一宮選手の影に立つ男……。▲で、この位置から見るとこんな感じ。▲首からぶら下げているのはニコン。構えているのはQV−10A。
 今週のゴングにはWAR九州ツアーのうち延岡、大分、博多の試合がカラーグラビアで取り上げられている。その中のいくつかに遠征中の自分が写り込んでいる。ま、それだけのことなんですが。

スプラッシュ!。
▲スプラッシュ!。
 昨晩のWARクラブチッタ川崎大会。メインイベントは遠征中にメンテした部分で散々持ち上げた「嵐 対 平井」だった。なんとなく大分での同カードのほうが面白かったかなって感じ。たいていの場合に思うのだけれども、どうしてスター選手以外の試合は後楽園ホールなどの有名な会場で見るよりも、地方会場で見るほうが面白いのだろうか。嵐も平井も良い選手なのだけれども、天龍選手が望む「ストロングでタフなヘビー級」になるためにはもう一歩。攻撃と攻撃の間が開いてしまうところ、ここのところを何とかしてくれればと思うのだが。
ビールビンで太刀光を殴打するT後藤。
▲ビールビンで太刀光を殴打するT後藤。
 同じくクラブチッタ大会。WARと真FMWの4対4イリミネーションマッチへワイシャツ、ネクタイ姿にビールを片手にして出てきたターザン後藤、太刀光をビールビンで殴打した後にそのビンを鉄柱で割る。これを見ていた天龍選手の娘が「誰が掃除すると思ってんのよ。」と一叫び。九州ツアー中に、彼女が会場を走り回ったり、音響を一手に引き受けたりして仕事をしていたのを見ていただけに妙に納得。WARは「島田さんち」によって運営されているのだ。延岡で試合が終わって2時間くらい経った頃だったか、少しでも電波状況を良くしようと窓際に立ってPHSで通話をしていたら、眼下の通りを「島田さんち」の母娘が明るい感じで通り過ぎていった。なんかしみじみとする光景だった。世間がなんと言おうと、この母娘が明るくWARの会場で仕事をしているうちは大丈夫なのである、WARは。

97年8月3日
舞台の上にリングが浮かぶ。
▲舞台の上にリングが浮かぶ。
 今福岡空港、予約した便が出るまで2時間以上あるけれどももう疲れちゃったし、小倉の街は夏祭の真っ最中で遅くなればなるほど大混雑になりそうだったからさっさと空港に来ちゃった。空港だったら座る場所には事欠かないし、ISDN公衆電話もたくさんあって便利だし何と言っても涼しいよ。暑い最中に120リットルのダッフルバックをかついで歩くのはなんともなぁ……。ジーンズもバックが当たっていたところがすれちゃった。
 今日真昼間に試合をした九州厚生年金会館はやたらに立派な「劇場」だった。大きな舞台の上に設置されたリングをちょっと離れた位置から見るのはなんだか変な感じだったな。小倉にはプロレス会場として知られた西日本総合展示場もあるのにここの会場を選んだのはなぜだろう?パイプ椅子のセットなどをしなくても良いし、音響や照明も出来上がっているからこちらのほうが楽なんだろうか?
今日も最前列の観客だ。
▲今日も最前列の観客だ。
 きれいな会場だったし、新しいみたいだったから場外乱闘は禁止になっているのかと思ったけれども、第3試合の荒谷対多留で場外乱闘。さすがに備品を使うようなことはなくて場外乱闘としてはおとなしかったけれども、客席中央にある通路を端から端まで一巡。一方、連夜激しい場外戦を繰り広げていたターザン後藤はおとなしい振る舞い。相手(セコンドについていた菊池だったかな)を「舞台」から落とそうとしたら、下がオーケストラピットになっていて案外「落差」があるのを見てとったら急に方向転換して舞台の上で乱闘を続けていた。この辺りにターザン後藤のお人好しぶりが見えちゃう。
 今日もセミファイナルは嵐対平井だった。一宮がカードから外れたことで一部のカードが変更になったことによるものなのかな。元々のカードを覚えていないからよくわかんないんだけれども。これで3試合続いて嵐と平井の絡みを見ている。今週水曜日のクラブチッタでもこのカードがあるはず。天龍は嵐と平井を買っているのだろうな、きっと。北原は去年の力道山メモリアル大会で「廃嫡」されちゃったようなもんだし。どうする?北原。
 メインイベントは天龍・安良岡対ブッチャー・望月。九州厚生年金会館は音響抜群のようだから、ここで「水平チョップ」の音を聞いたらどうなるだろうって期待していたんだけれども、あんまりいつもと違わなかった。いつもが大音響だからねぇ。
 今日も天龍選手はサソリ固めを使おうとはしたものの、パワーボムは出せなかった。正確に言えば「スーパーパワーボム」は使ったけれども、パワーボムでフィニッシュを取れなかった。隣に座っていた客はパワーボムを見られなかったことをひとしきりごちていた。実は(と言うほどのことではないけれども)今回の九州4連戦、一度もパワーボムでのフィニッシュを見ていない。たまたまなのかな。僕は80年代終盤に何度か天龍のパワーボムで観客が総立ちになる地方会場に出かけていたからそのことを思い出すとちょっと悲しい。
 パワーボムでのフィニッシュを見られなかった観客が上げる不満の声を、あえて天龍選手にフィニッシュを譲られている若い選手はちゃんと聞かないといけないと。そう言う点では嵐のボディスプラッシュがもっと注目を浴びてほしいんだな。
97年8月2日
 今、博多にできたキャナルシティーに来てリブレットを使っている。キャナルシティーは巨大なショッピングゾーン。中央にあるイベント広場では「Hyper YOYO」の選手権九州予選会が行われていた。僕が小学生の頃にコークのロゴをあしらったアメリカンヨーヨーがブームになったことがあったから、今のHyper YOYOちょっと懐かしい感じがする。
 持ってきていたPHSのバッテリ残量がなくなってしまった。僕が使っているPHSはサンヨーの留守番コードレスの「家の中ではコードレス子機、外ではPHS」ってのだから標準では充電器がついていない。今回は5日間の旅程だから用心してこまめに電源を切ってはおいたのだが、2回ほど長電話をしたらやっぱりOUT。いよいよ旅先の僕に連絡をつける手段はE−MAILだけとなったのである(笑)。
 それにしても、今回の旅は特にE−MAILのやり取りが多いように感じる。単純な旅の報告だけでなく、なぜか旅先からatapiドライバをconfig.sysへ組み込むことについてまでメールしているんだから。
 さて、今日は博多スターレーン大会。前売りのチケットは入手していないけれども、大丈夫だろうな。だめだったら泣くぞ。でも、スターレーンじゃ昨日までのように「場外乱闘最前列常駐観客」ってのはできないだろうから、ちょっと残念だ。(15:00)
スターレーンは思っていた以上に広かった。
▲スターレーンは思っていた以上に広い場所だった。
 スターレーンってのは思っていた以上に広い会場だった。この会場にびっしりと椅子をつめればかなりの観客が入れるだろうけれども、今日も例によってスカスカな椅子の配置。博多スターレーンと言えば全国のレスリングファンにその名を知られたそれなりに「格」のある会場なのだがどうも今ひとつな扱いをするように思える、WARは。そんな気しない?ところで、スターレーンと言えば「天井の低さ」がよく言われるけれども、今日見た感じではそんなでもなかったな。そりゃ天井に出っ張りがあるから低い部分が全くないと言うことではないけれどもね。
今日も武輝ファンがリングサイドを占拠。第一試合の三宅対多留、勝ったのは三宅なのだけど、なんか背中が寂しい。
▲今日も武輝ファンがリングサイドを占拠。▲第一試合の三宅対多留、勝ったのは三宅なのだけど、なんか背中が寂しい。
 今日も相変わらず武輝ファン、とりわけ多留ファンが多い。なんか集団で応援団がついて回っているみたいだけれども、多留選手ってどういうヒトなんだろう。単純に選手だけの面で評価すればキックはのろいし、技の失敗も多いたいしたことのない選手なのだけれども、その雰囲気となんかありそうなバックボーンには興味が尽きない。僕は多留選手を見ると、勝新の「兵隊やくざ」を思い出す。
 で、第一試合の多留対三宅は圧倒的な「多留コール」はあったものの、三宅がワルモノファイトとテキサスクローバーホールドで勝った。それにしても、三宅って勝ってもなんか暗いんだよな。控え室へ戻る彼の背中にあった暗さはそれはそれでフォトジェニックだったけれど。
 前半戦には荒谷対太刀光と言うヘビー級同士のぶつかり合いが期待できる組み合わせがあったけど、これは期待外れ。つまんないことばっかりやってWARらしいあたりの強さってのがお留守に。おまけに負傷欠場ってことになっているけれども、本当のところは延岡での試合があんまりにひどかったので「干されている」としか思えない一宮までこの試合のお笑い部分に加担しているんだから、こんなんで良いの?ってのが正直な感想。この試合で荒谷はコーナー最上段でのフランケンシュタイナーを失敗してマットへ首から突っ込んでしまい「事故」寸前。
インターナショナルJR戦は安良岡の防衛。
▲インターナショナルJR戦は安良岡の防衛。
 安良岡対望月のインターナショナルJR戦は20分を越える熱戦をリバースフルネルソンDDTで制した安良岡選手の防衛。凄い熱戦だったけれども、きっとこの二人の試合は「一連の安良岡対望月」としてしか記憶できないと思う、同一カードでの対戦が多すぎるんだろう。WARのこのクラスでは今のところこの二人しか選手がいないから仕方ないと言えるが二人の頑張りに比例して、気の毒感がつのる。
 セミファイナル、天龍・嵐対ブッチャー・平井戦ではいくつかのサプライズが。何より驚いたのは、とうとう平井選手が天龍選手を張り倒した。一発だけだったけれども、かなり良いところへ入ったようだ。もうひとつ、今日の天龍選手はサソリ固め出すときに「長州」と口にした。延岡での物凄いサソリ固めと言い、天龍選手は長州選手引退後に長州サソリ固めの凄みを「伝承」して行く腹なのではないか。サソリ固めが「スモーピオンデスロック」だけになってしまったら悲しいからね。
 それにしても嵐と平井のからみは面白かった。昨日のシングル対戦(嵐の勝ち)よりも今日のほうが良かった。タッグマッチだから天龍、ブッチャーのスパイスが効いてはいたのだろうが、「これがプロレスだよ。」と人に見せられる「ぶつかり合い」だ。今日は平井が嵐を獲ったから、クラブチッタでのシングル対決(クラブチッタ大会のメインイベント)が一層楽しみだ。
キタオドリラーで北原が「死んでしまう」と思った。北尾はWARを「屁だ」と挑発。北原は多留、岡村へ制裁のキック。WARの結束は見せたものの。
▲殺人級のキタオドリラで北原立てず。▲誰も北尾を止められない。▲北原は自分より弱い相手には格段に強いのだが。▲WAR若手が結束を示したけれども、ファンの反応が鈍かったような。

 メインイベントは北原対北尾、博多は北原の地元だと思ったけれどもあんまり人気ないなぁ。試合は途中からWAR、武輝双方のセコンドを巻き込んでの大乱戦に。スターレーンでも最前列に常駐しちゃったよ。おかげでフィニッシュとなったキタオドリラーは「北原が死んじゃう。」と思うほどの迫力を体感。北尾も北原もレベルは違うけれども「自分よりも弱い相手にはトコトン強い」。まあ、北原は今日もステップアップできなかったと言うことだね。

97年8月1日
仕事もしてはいる。
▲仕事もしてはいる。
 博多での仕事は終わった。若干のトラブルはあったものの、許容範囲内だ。サーバスペースでエグゼクティブ風に撮ってもらった一枚がこれ。今回のツアーが基本的には出張旅行であることを記録しておこう(笑)。
 さて、仕事を終えて大分へ移動。大分での試合会場は荷揚町体育館、天龍ファンならば記憶しているだろう、84年4月11日の天龍源一郎対阿修羅原のUN戦が行われた会場だ。そのことは二人の選手にも記憶されているのであろう、阿修羅原選手の引退記念3戦はここ荷揚町体育館、長崎、後楽園で行われたのである。さらに深読みをすれば、このシリーズで天龍選手はメインイベントを若い選手たちに譲っているが、今日この荷揚町体育館ではメインイベントに出場、これはなんらかの考えがあってのことではないかとさえ思える。

 大分の駅に着いてから知ったことだが、今日から3日間大分の街は盛大な夏祭会場となる。このことがWARの興行にはプラスマイナスか。どうも街の人々は祭りに夢中でWARどころではないように見えたのだが。積み上げられた半券を見てほしい、千葉公園体育館と同じ規模の会場での興行成績である。ちょっとさびしい感じだ。
 街は祭り一色、会場もちょっとさびしい客の入り。それでも、祭りのこの日に会場に詰め掛けたファンは熱かったし、なにより試合も熱かった。WARの試合には、おととい試合を見て、さらに今日から3日連続で試合を見る僕を飽きさせないだけのものはあるようだ。
九州でも三宅は三宅。セミファイナルの嵐対平井は嵐の勝ち。メインイベントのリングへ向かう天龍選手。積み重ねられた半券。
▲九州でも三宅は三宅。▲セミファイナルの嵐対平井は嵐の勝ち。▲メインイベントのリングへ向かう天龍選手。▲積み重ねられた半券。

祭り風景。祭り風景。祭り風景。
▲大分の祭り風景。