雑記帳CHiSAToY夜話 98年2月下旬
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98年2月28日
 前田日明が引退試合の対戦相手として狙っていると言うカレリン、この選手の名は何度か聞いたことがある。小川がプロに転向した際にも対戦相手として名が挙がったこともあったし(これは、小川がアマチュアレスリングマットへ乗り込むと言う話だった)、確か週刊プロレスのインタビュー記事だったと思ったが、誰かがカレリンに注目していると語っていた記憶がある。誰だったかな。
 僕は、リングスのマットにはほとんど興味を持たないで来たのだが、もし、カレリンがリングスマットに上がるのであれば、是非とも見てみたい。なんとか頑張って実現させて欲しいものだ。
 WAR4月大会の開催が発表された。大きく「ARAYA W.A.R.誕生祭 UN FINISHED」と謳っている。いよいよ、WARは荒谷一本に全てかける腹を決めたと言うことだろう。昨年の11月シリーズ「CHAMPION OF R」の各会場で荒谷の試合を眼光鋭く見つめていた武井社長を思い出す。どこの団体もそうだろうとは思うが、武井社長は、かなり能く試合を見ている。一度武井社長のレスリング感と言うものも、どこかで聞いてみたい気がする。
 また、今回も、いち早く公式Webの更新情報を管理人の市川さんにゲストブックへ書き込んでいただいた。市川さん、どうもありがとうございます。
98年2月26日
 新日本愛知大会と東京ドーム大会に参加が確実視されていた天龍選手がこれらに参加しないことに。さらに、3.10WAR後楽園ホール大会でタッグチームを組む「X」+何人かで「軍団」化してフリー活動を続けるとも、東スポには載っていた。
 となると、この「X」かなりのレスラーでないと面白くないのだが、今週のファイトでは藤波または越中の名が。僕としては、越中ならば面白そうだけれども、藤波は?。ただ、越中と3.10でタッグチームを組んだとしても、それ以降平成維震軍全体と行動を共にすると言うのはなんだかな。
 でも、やはり、越中や藤波だと「まあ、あるだろうな」と言う感覚は否めない。が、なんとしてでも、ここのところ生彩を欠いている川田を引っ張り出してもらえると物凄いインパクトだ。川田が全日本マット以外での「闘いと冒険」を体験することができるのならば、それは、彼にとっても大きな者を残すことになるんじゃないかなと思えるのだが、どうだろう。このまま全日本マットに残っていたとすると、川田にどんな展望がある?。
98年2月24日
 おやおや、なんだか知らんが生活パターンが朝型になっちまったぞ。昨夜22時に寝たと思ったら今朝は3時半に目が覚めてしまった。そのままメールの返事を書いたり、ゲストブックへ返事を書きこんだりして、でもって今ここを書いていると。
 でだ、ゲストブックが素晴らしすぎることになったのだ。なんと、WAR公式Webページの管理人である市川さんが公式ページの更新情報をポストしてくれることになったのだ。「市川さん、アンタぁ素晴らしすぎるぜッ!!」((c)アカザー@カオスだもんね・週アス)。ちなみにWAR公式サイトを収録しているサーバーには奥菜恵の公式サイトもあるのだ、WWX的には見逃せないところだな。
 話をレスリングへ戻そう。発表されたWARネクストジェネレーション(と僕が勝手に呼んでいるのだけ)3.10大会のメインイベントは荒谷・菊地対天龍・Xだ。Xは誰か?と言うか誰に来て欲しいか?ってことで今日から「今日のプロレスカード」は「3.10Xは誰だシリーズ」なのだ(いつまで続くかはわからん)。
98年2月23日
 日本のレスリングWebを代表するサイトの一つである「原色怪奇派図鑑」の「おぞましい話」2月23日付分に「ヒクソンファイト」との話を見つけて「おや」と思った。
 実のところ、WWXのメーリングリストでも「ウルトラファイト」に倣った「○○ファイト」の話が先般から出ており、先日の会合でも大いに話し合っていたからである。「三つ子の魂百まで」と言うことはあるにせよ、「ウルトラファイト」が日本人の記憶にこれだけ鮮明に刻みこまれ、影響を与えているかと思うと、「ウルトラファイト」の持つ力に今更ながらホレボレとする。
 ちなみにWWXで話し合われていた「○○ファイト」とは、メンバーの橋本さん原案による、プロレスリングをさらに世間に知らしめるために夕刻(高校生をターゲットとする)と深夜(大学生、若年社会人をターゲット)に行われる5分番組で、納見、脇澤、阿部らのいわゆる「プレ・アイドルレスラー」たちを集めて行われる2分30秒1本勝負リーグ戦である。
 選手を5人集め(例えば、納見、脇澤、阿部、曽我部、中原(ウルトラファイト的に言えば、イカルスとかゴーロンとかの役回り?))、総当たり2回戦リーグにすれば全20試合、ちょうど月曜から金曜日の帯にすれば4週分。1回の収録で4週分の録画ができるのだからお得だ。リーグ戦の優勝者は「勝ち試合の合計試合時間が一番長い者」とする。秒殺すれば良いと言うわけではないのだ。「プロ」なんだからそのあたりも考えてくれと。
 WWXのメーリングリストでは、さらに突っ込んだ設定が出てきたりして、それこそインターネットで中継してリーグ戦優勝者を「インターネットチャンピオン」(いわゆる米国マットのTV選手権のようなものだ)として認定できないかとなり、すでにベルトの値段まで会話には出てきている(気が早い)。まあ、そんな感じなのではある。
 とにかくにも、賞賛されるは「ウルトラファイト」である、実家へ戻れば、EDV−3000とか言う名前だったと思ったSONYのEDベータデッキで録画したそれが幾本かはあった。今ではAV関係にすっかり興味を失い、それらのデッキはまったく手をつけずにたな晒しにしてあるのだが、もう一度、結線し直して再見しようかな。
98年2月21日
 昨晩行われたWWX天地に愧じず&Nakedの会」は盛り上がった。はて、WWXとは何であろうかと言うと、Netを通じて知り合ったKandyさん、Kandyさんの古くからの友人橋本さん、それと僕の古くからの友人であるMクンからなる「レスリングファン秘密結社」なのだ(ってここに書いておいてどこが秘密なんだ)。
 とにかくも、強烈な盛り上がりぶりに帰りの電車内ではすっかりグロッギー気味。西武新宿線に乗り新井薬師へたどり着くのに1時間半もかかってしまった(参考までに書いておくと、この道程は高田馬場−下落合−中井−新井薬師でしかないのだ)。一体何回西武線の上り、下りをしていたものか。一度気がついたときには西武新宿の駅だったようだが、定かではない。
 各々の参加者からもらったメールを見ると、皆それぞれにかなりの酔い方をしていたようだけれども、それでいてやってきたメールの内容が晴れ晴れしいものであったのは、会合の中身が実りある物であった証拠だろう。証拠だろうと言うのは、僕自身はほとんど覚えていないからなのだ(笑)、いかんねぇ。
 それでも、また近いうちに会合を持ちたいものだ。月に1回くらいの定例ペースでも僕は良いのだが、どうだろう?と、今日は完全に私信なのではある。
98年2月17日(2)
全日本プロレス時代、嵐(当時:高木)は天龍にボコボコにされていた。
▲全日本プロレス時代、嵐(当時:高木)は天龍にボコボコにされていた。天龍の力こぶに走る血管の太さが力の入りようを物語る。(写真は90年1月27日全日本プロレス後楽園ホール大会から)
 引き続き新WAR。東京スポーツによると「また嵐、大刀光は『出場したいとは言ってきたが、彼らの将来を考えると…』と、武井社長は断るようだ。」とある。大刀光はともかくも嵐がこのような扱いになるとはちょっとショック。
 世上の評価では嵐に対して随分と厳しいものがあるが、僕は嵐がレスラーとして好きだ。天龍と一シリーズ向き合った90年の全日本プロレス新春ジャイアントシリーズ、レスラーへ復帰したSWSプレ旗揚げ戦越前闘会始(このときも天龍にボコボコにされたなぁ)、そして2代目嵐としてのWAR乱入。安良岡を原爆固めに投げ捨てたとき「お前、高木だろう。」と大きな声で叫んだ後楽園ホール北側K列。
 まあ、覚えていることはいくつでもあるのだけれども、せめても最後に嵐の「大将とやりたいよね。」(96年6月3日に後楽園ホールで行われたWARファン感謝デーでこう言っていた記憶がある)を実現させて欲しかった(実際には96年11月1日に室蘭市体育館でシングルマッチを行っていて天龍が12分16秒パワーボムで勝っているのだけれども)。このまま嵐がWARを去るのでは「悪事千里を走る、好事門を出でず」だ。「そんな甘いファンがいるから今日を招いたのだ。」と言う声も聞こえてこないではないけれどもね。
 さて、前回の更新で「天龍もWARに上がって欲しい。」と書いたところ、ゲストブックに僕が常日頃から信を置く友人二人が「WARは若手が道を切り拓くべし」(大意)との書き込みをしてくれた。
 確かに荒谷らが新WARを天龍の力を借りずに盛り立てて行ければ、それは素晴らしいことだろう。が、そこへ至るまでの時間がWARと言う会社に残されているかどうか。とりあえずも6月までのスケジュールが発表されたが、これは積極策と言うよりは、既に手配済みのものを断るにも費用が発生するので……と言う感じで、あくまでもこのままずっと続けて行けるだけの目算があってのものではないのではないかと思う。
 それでも「荒谷に社運を賭ける」とは、つまり荒谷の名前を広く売らなければならないのだけれども、今から残された時間内に打てる手はなにか。もはや「天龍の名で客を釣り、荒谷を買って帰ってもらう。」より他に方法はないのではないか。方法がないと言うよりも、実はこれまでもWARとしてはそう希望して、それを実行しようとはしてきたはずだ。
木更津大会で見せた天龍のイス攻撃にある観客は心底あきれていた。
▲天龍のイス攻撃にある観客は心底あきれていた。(写真は2月10日木更津大会から)

 無論、これまでその方法が上手く行かなかったからこその、今日であり、それが僕が豊橋大会を見て感じた「少なくとも、荒谷と今日会場へ来たファンとは『一期一会』の関係なのである。その『一期一会』の気持ちを荒谷に感じ取る事ができなかった僕は、荒谷が武井社長に向かい、WAR存続のためにもう少し時間をくれとアピールしても、なにか違和感を感じてしまうが、どうだろうか。」(2月5日付Chisatoy夜話)そのものなのだが、今度こそ、荒谷にはこの事を「わかっている」と見せつけて欲しい。
 先日の木更津大会で僕の隣にいた地元の観客は、天龍の強烈なイス攻撃に歓声を上げると言うよりも、心底呆れ果てていた。この観客は、この天龍の一発で強烈な記憶の刷り込みをされた。このファンとの「一期一会」は天龍の勝ちである。一発で良いのだ、一発で。荒谷がこの一発さえ出せれば、WARに残された短い期間でマット界に荒谷と新WARを刻み込めるかもしれないのだ。そのためには天龍を利用させてもらうしかないと思うのだが、どうだろうか。
 もちろん、だからと言って天龍が新WARに遠慮をする必要は全くない。それこそ、遠慮をしない天龍にぶつかって行けるのであれば、もし荒谷が残された時間内に新WARをマット界に結果として刻み込めなかったとしても、みな十二分に納得できるのではないか。
 とにかくも、今、新WARに足りないものは時間と観客に見てもらう機会だ。そのためには天龍が必要ではないか。そのために天龍が新WARのマットに上がったとしても、それが天龍が好きなことをするうえでの足かせになるだろうか。

98年2月17日
荒谷と天龍。天龍のあたりを食ってこそ荒谷は伸びる。
▲荒谷と天龍。天龍のあたりを食ってこそ荒谷は伸びる。(写真は2月7日渋川大会から)
新WARを荒谷とともにしょって立つと思われた平井は、無念の「無期限休業」に。
▲新WARを荒谷とともにしょって立つと思われた平井は、無念の「無期限休業」に。(写真は2月5日豊橋大会から)
 昨16日にWARの今後について記者会見があった。さっそく早起きをして日刊スポーツを買ってきた。それによると……。
 新WAR(わかりやすくするために「新」をつけているだけであり、会社名などが変更となったわけではない)は荒谷中心路線で。これは想像されていたとおりだ。この新しい路線で3月10日の後楽園ホール大会(チケット発売済み)と4月26日の後楽園ホール大会を最終戦に据えた全4、5戦の短期シリーズを開催、さらに5月、6月に10試合程度の大会。これらの大会はすでに手配を終えていた会場を使うんだろう。ここまでの日程は発表された。
 ところがである、天龍はこの記者会見に参加しなかったばかりか、発表されたWARの試合への参加は「(武井社長へ)返事は待ってくれ。」と答えたと言う。これはちょっと残念。確かに天龍が自らが新WARへ出場することが若い選手のためになるのか、あるいは逆効果なのかを考えあぐんでいることは分からなくもないが、僕としては、もうこれはただただ単純に天龍の試合を見たいぞ。
 荒谷は「これまでは大将(天龍)におぶさっていたが、これからは自分が変えていくつもり。だが大将には来てもらわないと困る。俺と戦ってもらわないと困ります。」(日刊スポーツから抜書)と言っているが、困るのは荒谷だけじゃない。僕も、そして全国の天龍ファンもきっと困るのだ。荒谷、どんな事をしても天龍を引き釣り出して天龍をボコボコにするのだ。で、きっとそれ以上に荒谷がボコボコにされるだろうけれども、ボコボコにされることで荒谷も大きくなるのだから、どうしたって天龍の参戦が必要だと思うんだけれどもな。
 もう一つ残念なことに、平井が左膝の故障が悪化したために「無期限休業」をすると言う。これは完治を目指して完全治療を受けるためと言うから、やむを得ないが、とは言え時期的には惜しいよな。
 と、まあ今朝の日刊スポーツではここまでの報道だった。あとは夕方に東京スポーツを読んでみてから考えようと。
 ついでながら、4月16日に熊本市体育館で上田馬之助引退興行が行われることになり、この興行には新日本の主力メンバーと天龍、藤原が参加する予定だそうだ。主催が力道山OB会なので、もしやするとJ1選手権が行われるかと想像してみたりもする。

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