99年1月(2)
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99年1月15日
明けましておめでとうございます。えっ、今頃何を言っているのかって?。WARファンとしては、今日の後楽園ホール大会が99年の初試合だから、やっぱり今日はこの挨拶がぴったりなんじゃないかな。
▲T.マスクのマウントをスルリと返して石井は堂々渡り合った。
今日行われた6試合は、僕としてはどれも面白かった。ほかの人はどう思ったか知らないけれども、どの試合も「おおおっ。」と思わせるものがあった。どうしたって僕はWARファンだってことだ。
6試合行われたうち、特に取り上げておきたいのは石井・望月対T.マスク・瀬野と天龍・中牧対荒谷・奥村になる。LLPWの試合にも思うところがあったのだけれどもそのことは僕の胸に秘めておこう。もちろん良い印象だよ。
石井・望月対T.マスク・瀬野はまさしく僕が思い描いていた展開になった石井選手はWARマットで見せる突貫プロレスの小気味も良さもさることながら、キャプチャーではまた別の「技量」をしっかりと身につけて「できる」レスラーへと成長し続けている。
今まで石井選手はWARマットでは突貫プロレスで前進してきて、その「技量」を見せることはほとんどなかったが、そろそろ「地下室マッチ」を見たことのないファンにもその一端を披露して「オッ」と思わせても良い頃だ。T.マスク選手はみちのくプロレスに所属するマスクマンレスラーだが、出自はシューティングだし、最近ではUFOの一員としての活動の方が印象に強いから、その相手として恰好のレスラーだ。
試合開始直後のT.マスク選手は石井選手を軽く見ていたようだ。それが、石井選手にマウントを返されてしまってからT.マスク選手の目の色が変わった。石井選手も持ち前の気の強さで一歩も引かない。試合はキャリアの違いをすっかりと吹っ飛ばしてのやり合いとなり、最後はゾクゾクするような危ない雰囲気での詰め合い。格上のT.マスク選手を相手としてのことだから、石井選手としては充分に名をあげたと言えるだろう。
試合後に武井社長とお会いしたところ、今年はいよいよ石井選手を他団体へもどんどんと送り込んで行く積もりとのことだった。なんともわくわくさせる話だ。試合経験を積む。修羅場をくぐる。単純な勝ち負けの数では計りきれないものそこにあるはずだ。そうして「プロレス好き小僧」石井智宏が大きくなって行く姿を見ることは、WARファンとしての特権だ。
▲天龍組のセコンドについた二瓶組長の檄が飛ぶも、中牧の動きは鈍く、観客もガッカリ。余裕充分に中牧をいたぶる荒谷は金髪にしての登場。
メインイベントの天龍・中牧対荒谷・奥村に出場した中牧は、まったくのところ「ポンコツ」だった。全く動けずに、すぐに天龍選手へタッチを求めて行くので、結果として天龍選手の出番が多く天龍ファンとしてはまあ良かったと言えるかも知れないが。
はたして中牧はほかのリングでもこの程度の動きなのだろうか。かえってIWAジャパンなどでの試合ぶりを見てみたくなってしまうような、それほどにレスラーとして動けない有り様だった。
中牧がガッカリだったので、試合としてのインパクトも下がってしまったかも知れないが、この試合の荒谷選手は見所があった。なにかこう気持ちの線が太くなったような気がする。やはり今、天龍選手とバシンバシンやり合うの相手は荒谷選手が一番ふさわしいと思ったが、ほかの人はどうだったろうか。
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