![]() | 99年2月(2) |
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引っ越しをすることになったので、荷物の整理を始めた。もうもうと立ち上るホコリに負けて、すっかり鼻づまり。どうして、こうもホコリがたまるものか。
引っ越し先は東急田園都市線の江田(地名としては荏田)。主な通勤先は代々木だから、"しま田"のある桜新町は通勤途中と言うことになる。今まで以上に出かけやすくなるな。"しま田"があるからって東急線沿線を選んだ訳じゃないけれどもさ。
この週末は引っ越し準備の大きな山だったのだが、昨日(27日)はWAR翔舞'99の開幕・千葉ポートアリーナ大会がある。引っ越し準備を放り出してポートアリーナまで出かけてきた。JR千葉駅から千葉都市モノレールに乗ったのだが、あれは怖いなぁ。
さてはて、僕はモノレールごときに「怖いなぁ」と言っておればよいのだが、この日メインイベントに出場した荒谷選手と奥村選手はそれどころではなかっただろう。とにかく、対戦相手となった天龍選手の怖さたるや半端ではなかったのだ。
この日は最前列に席を取ることができて、間近で見ていたからいつにましてすごみが伝わってきたと言うことがあるかも知れない。しかし、それだけではない、何かピリピリとしたものがあった。
そんなこの試合の白眉は、観客の携帯電話が鳴ったとたんの天龍チョップだったような気がする。携帯電話の着信音、それもいわゆる「着メロ」がふなゃりと鳴った。とたんに天龍チョップが「肉響き」を会場内に轟かせた。その「肉響き」があまりに凄くて、場内で携帯電話が鳴っていたと言うことすらなかったこと担ってしまった。こんなプロレスを仕掛ける天龍選手、それを逃げずに真っ正面から受け止めようとし続ける荒谷選手と奥村選手。僕はこれを見て体が震えた。
WARのリングで、体を張って行われているプロレスは決して易きに流れない。人それぞれ、その時点で持ちうる技量には巧拙がある。これは当然のことだ。しかし、技量の巧拙を問わず、易きに流れない姿勢は感嘆に値する。
会場からの帰り道、僕はこの感嘆に値する姿を無性に人に伝えたくなった。でも、今の僕は、この姿を余すことなく伝えるには役者不足だ。だから、ぜひ一度WARのリングを間近で見て欲しい。易きに流れぬ魂、肉体のぶつかり合いを見て欲しい。
それはもう、とにかくお腹が空く。この腹空き傾向は仕事が詰まってくるにつれてどんどんひどくなって来るようだ。仕事のピークを越えた頃には、いったいどんな体になってしまっているのやら。
やはりあれなんだろうか、先にちょっとキツイ時期が待っているとなると、本能がそれへの備えを要求するのだろうか。もっとも、本能が意識している「キツイ」ってのは肉体運動量的にキツイことなのだろうけれども、現代の、と言うか僕の仕事は肉体的にキツイと言うよりも、頭の中にある作業仕様をドキュメントとして作り出して、それを人に伝えることのしんどさ、めんどくささだから肉体的運動量はそう多いものじゃない。となれば、必然的に太る、太る……。
太ったと言えば、荒谷選手もである。天龍選手からは「むやみに太ってみたりさ。」(週刊プロレスNO.899 28ページ)などと言われてしまっている。でも、"むやみ"に太ったんじゃなくって、天龍選手にぶつかる、荒谷WARと言うものを表現する……とキツイ挑戦を続けているからこそ、その本能が彼を太らせているのかも知れないぞ。
僕も同じ太っちゃった人として、荒谷選手を応援するぞ。頑張れ、荒谷選手。えっ、ただただ喰っているあんたと一緒にするなって?。いいじゃん、このくらい言い訳させてもらったってさぁ。仕事のピークが過ぎたらダイエットするからさぁ……。
前回「残りはまた明日」と書いてから1週間経ってしまった。なんたる怠慢。先週はちょっと忙しかったからなぁ。
なぜ忙しくなってしまったかというと、今年の5月に予定されている大きな仕事の準備がいよいよ本格化したことによるのだ。大きな仕事とは職場の移転。10日ほどの移転期間中にサーバー十数台、PCに至っては700台強を移動、設置する仕事。早くも担当者たちは"ハイ"になりかかってきている。まるで、大きな瀬に近づいてきたカヤッカーのように
この、事を前にして気持ちが高ぶってくる感覚、荒谷選手もちょうど今頃味わっているのではないだろうか。念願であった天龍選手とのJ1選手権試合(3.20 松本大会)まで一月間。荒谷選手は"ハイ"な気持ちでどう一日一日を過ごしているだろうか。
僕自身は忙しいばかりだと簡単につぶれてしまうので、気持ちを和らげるために土曜日(20日)に渋谷で映画を見てから久しぶりに"しま田"へ出かけてきた。映画館も、しま田も僕にとってはとても居心地の良い空間だ。居心地の良い空間で過ごして、力を貯めたい。
荒谷選手にとって居心地の良い空間はどこなんだろう。湘南の海だったりするのだろうか。"WAR危機"の時にはまだまだ冷たかっただろう湘南の海に入って、気合いを見せていたこともあったな。
あれから一年。今度の土曜日から始まるシリーズ"'99 翔舞"は、WARにとり、この一年が何であったかを示す大きな仕事の場だ。そうでなければ、一年前に大きな心配をかけたファンに説明がつくまい。
WARの次期シリーズ「翔舞'99」(2/27開幕)の対戦カードが発表された。これまた、凄いことになっているのだ。
注目のカードを順に追ってみよう。まず開幕戦・千葉ポートアリーナ大会の第3試合で石井 対 タイガーマスクが組まれている。1/15の後楽園ホール大会で行われたタッグマッチ(望月・石井 対 タイガーマスク・瀬野)で発生した二人の「危険な関係」を受けて早くもシングル対決が実現である。タイガーマスク選手はシューティングにおいて佐山サトル選手の弟子にあたるが、石井選手もシューティング出身の北原選手のキャプチャーで修練を積んでいるから、一門対決とも見ることができる。
石井選手は第2戦の3.1後楽園ホール大会では新日本の大谷・高岩組のIJタッグへの挑戦も発表されているし、第3戦、第4戦も上位選手とのシングル戦のようだ。いよいよ「若手」の域を脱して、WARを支える柱の一本としての位置をしっかりと固める段階に入ったようだ。シリーズを通じての石井選手の動きに大注目だ。
シリーズを通じてと言えば、あの二瓶組長(172cm、96Kg)がシリーズ全戦に参戦することも注目だ。天龍選手、中牧とのタッグのみならず3.14横浜文化体育館ではヘビー級レスラーの奥村選手(182cm、108Kg)とのシングルマッチに挑むのだ。この試合でどのような頑張りを見せるか、これによって二瓶組長が二瓶「組長」で終わるのか、二瓶「選手」としての地歩も固められるのかが決まってくるのではないかと思える。
二瓶組長が行う全4戦の中に、とてつもない異色の相手が入っている。3.1後楽園ホール大会のセミファイナル天龍・中牧・二瓶 対 荒谷・奥村・サンボ浅子。そう、あのサンボ浅子がWARマットに上がるのだ。
「サンボ浅子?」最近のファンはこの名前に聞き覚えがないかも知れない。それもそのはず、彼はFMWの初期にナンバー3として活躍したもののひざのけがで95年2月に引退。それ以降はOB戦としての試合は行っているもののほとんど試合をしていない。一番最近の試合はUSO倶楽部の12.11後楽園ホール大会だが、その試合も上田勝治との異種格闘義戦に3R1分45秒 KOで破れている。この男がWARのマットで何を見せてくれるだろうか。
長くなってしまったので、残りはまた明日。
10日発売の東京スポーツによると、安良岡選手と石井選手が3.1のWAR後楽園ホール大会のメインイベントで新日本プロレスの大谷・高岩組が持つIJ(インターナショナル・ジュニア)タッグ選手権に挑戦することを表明したそうだ。
いよいよ石井選手が新日本の選手とあたることになる。都内某所で秘密特訓中との噂もある石井選手、初戦から華々しい戦果を挙げることは困難だろうが、一瞬でよいから火花のような「オッ!」と思わせる場面を見せて欲しい。
11日発売の東京スポーツでは藤波選手が「今回の武道館(2月14日の新日本プロレス武道館大会)を区切りに天龍と何か出来れば…。オレの頭の中には組む考えもある。」とのこと。武道館では天龍・越中 対 藤波・山崎が組まれている。この試合終了後に何かがあるのか。
WARの3月シリーズも近づき話題が徐々に出始めてきた。春の大場所「横浜文化体育館大会」まであと一月ほど。WARファンのわくわくは尽きない