![]() | 99年3月(2) |
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WARが14日に行った横浜文化体育館大会のことを全く書かないでいるうちに、キャプチャーの大田区民プラザ大会の日となってしまった。この大田区民プラザはここのところインディペンデント団体の試合でちょくちょく使われるようになった会場で、東急目蒲線の下丸子駅からすぐのところにある。僕は今日が初めての区民プラザ行きだったが、会場の大きさと言い館内照明の明るさ、セットバックなどの設備と言い良い会場だった。今僕の住んでいる江田からもほぼ1時間で行き来できる場所と好都合。末永く頻繁に使って欲しい会場だ。
さて、キャプチャーの試合はいつも見所があり、いわゆる"はずれ"がないのだが、今日も"オオッ"と思わせてくれた。その最右翼がメインイベントで行われた北原選手 対 ニーハオ選手のノールール・グローブマッチだった。
とにかくも北原選手の動き、その凄まじさ。繰り出されるパンチの素早さに目を奪われ、一発でニーハオ選手の額にパックリと傷口を開けさせたバックスピンキック。この凄さが"あのとき"に、そして"あのとき"に発現していたのならば、日本マット界の歴史も変わっただろうにとさえ想起させた。
北原選手がニーハオ選手の脚を捻り斬るかのようにヒールホールドを極めて、ニーハオ選手が望んだというノールールマッチは終了した。ニーハオ選手の額は、キックで割られたばかりか、中盤にマウントポジションを採った北原選手が何発もゴツンゴツンと音を響かせながら頭突きを喰らわせていたこともあり、真っ赤に血塗られていた。この試合ニーハオ選手が北原選手をぐらつかせる場面もあったが、ニーハオ選手の完敗と言っていいだろう。それでいながら、二人の壮絶な"師弟対決"にはみじんも暗さはなく、戦い抜いた者同士のすがすがしさすら感じ取れた。
さてWARである。いよいよ20日の松本大会では天龍選手と荒谷選手のJ1選手権が行われる。荒谷選手としてみれば"念願の"となるこの試合だが、すでにご存じの通り荒谷選手は相当に回復してきているとは言え右ひざ靱帯を痛めているし、先日の横浜文化体育館のタッグマッチでは(あえてそう書くが)無様に天龍選手に負けている。
天龍選手はこの試合を「オレ(天龍選手)が荒谷をどれだけ早い時間で倒すかだけが見所。」とさえ言っており、まるで眼中に無いようである。松本での天龍 対 荒谷が冷たいもの、そればかりかここまでの流れを見ていると、まかり間違えばWARの嫡男であった荒谷選手の"廃嫡"を宣言してしまうものになってしまうのではないかとまで考えを巡らせてしまう。
今晩の師弟対決を見て、そして松本へ見に行こうとしている師弟対決のことを考えると、そのあまりの対照ぶりにどうにも気が重くなってしまう今宵なのである。
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| ▲今日は曇りですねぇ。 |
昨晩のホテルは福岡の中心地"天神"の親不幸通りにあった。まさに飲食街のド真ん中だったから、さぞかし飲み食いしただろうと思われるかもしれないが、ホテルで件のイチゴを食べたらそれだけで満足してしまって、ほかには何も食べたくなくなってしまった。
イチゴと言えば、これはジャパンプロレスが全日本マットに上がっていた頃の話しだから相当に前のことになるが、ジャパンプロレスから天龍選手に誕生日を祝うケーキが贈られたときに、天龍選手はイチゴだけを食べてこれを送り返したことがあったと記憶している。カッコいい漢(おとこ)もイチゴは食べるのである。
それはそれとして、時間はいきなり経過して今は福岡から羽田へ向かう飛行機の中だ。今じゃすっかりJASとかも安くなってシートが大きめのレインボーシートに乗っても15000円(割得きっぷ利用で)でおつりがくる。新日本がドームで電流爆破をやる時代だ。レインボーシートで安くてゆったりだなぁなんてことで喜んでいるくらいじゃまだまだなのかもね。
ツアー中である。今日は高松大会なのだ。「高松大会」と書くとなんだかレスリングを見に来ているようだが、そうではないのだ、仕事である。行く先々でシステムの変更点を弁舌巧みに(ウソ)説明するのである。そんなことをしているのだ、日常のワタクシは。
高松には昨晩入った。当初は和歌山から新大阪、岡山経由で移動してこようと思ったのだが、和歌山の人達に薦められて高速船を使い徳島経由で高松へやってきた。
徳島に足を踏み入れたのはいつ以来か。港から徳島駅までのバスに乗り、窓から景色を見ていたら懐かしさにあふれていた。懐かしさついでにもっと色々見て見ようと高松まで普通列車で移動した。ところが、徳島-高松間の車窓は想いのほか単調で、すっかり時間をもてあましてしまった。普通列車の旅もあたりはずれがあるんだな。
ようやく高松駅に着いたら、早速に足を運ぶのは駅構内のうどん店である。世間ではしばしば新幹線名古屋駅ホームにあるきしめん店がおいしいと話題になるが、あれよりも高松駅で食べるうどんのほうがおいしく感じる。
ホテルにチェックインを済ませてから夜の高松"ライオン通り"へと出かけた。もう一度うどんを食べようかなとも思ったが、客の出入りが頻繁なラーメン店を見つけたのでそこに入ることにした。"酔笑"と言う店だ。
確かではないのだが、和歌山の井出商店を"日本一"と認定して今に続く"和歌山ラーメン"人気を産み出したテレビ番組で、この酔笑も取りあげていた気がする。それゆえ、そう酷いことはないだろうと(実は和歌山では裏通りにぽつんとあった店で"中華そば"を食べて大外れを食らったのだ)食べてみることにした。
酔笑には"ホルモンラーメン"がメニューにあるほどで、そのスープは"もつ煮込み"の味に似ている気がした。でも、それだけしか印象に残らなかった。酷くはないが印象深くもない、ちょっと肩すかしを食らった感じだ。
このまま夜を終わらせてしまうのもしゃくなので、もう一件のラーメンやへ。名前を"うるめや"と言う、いかにも煮干でスープを作っているかのような店名だ。ところがここも肩すかし。味が淡い。淡い味わいのスープでも旨味だけはしっかり感じられると「これは」となるのだが、うるめやのそれにはそこまでは感じられなかった。もっとも、僕の味蕾が暴食によって荒れてしまい、細やかな味を感じられなくなっているのかもしれないが。
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| ▲岡山の朝摘みイチゴ。一粒食べると疲れが飛びます。 |
結局、高松に来たら素直にうどんを食べる方が良いなとなって、今日は二ヶ所でうどんを食べてから高松を出てきた(もちろん仕事もしたけれど)。瀬戸大橋を快速列車で渡り岡山で新幹線へ乗りかえるまでの間に駅構内でイチゴを買った。
岡山駅の新幹線乗り場ではその季節になると、朝どりのイチゴをはかり売りしている。以前に一度これを買い求めてとてもおいしかった記憶がある。これを今夜のホテルで食べることを楽しみにしつつ博多に向かう新幹線の中でHP200LXのキーを押しているのである。
引っ越しが終わった。引っ越しが終わったと、ほぼ同時に出張ツアーが始まってしまったので、今は和歌山市にいる。宿は和歌山城のすぐそば、ライトアップされた城が美しく映えている。
明日の仕事場は「和歌山県勤労福祉会館」と言う場所。先週出かけた札幌での仕事場は「北海道教育会館」だったりで、日取りと場所を書き連ねるとすっかりプロレスリングの"シリーズ"気分。この"シリーズ"、和歌山大会を終えると高松、博多と西進する。和歌山から高松へと直接に移動できれば効率が良さそうだけれども、いったん新大阪へ出なければいけなさそうでなんとも面倒な気がする。
とまあ、こんな塩梅で過ごしているここ最近のわたくしなのだ。