![]() | 99年9月(1) |
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天龍源一郎が起つ。黄色地に紅白の花を散らしたアロハをバッと脱ぎ捨てて、パワーボムで1、2、3。見てるいる方の血がカッと熱くなるようなワンシーンだった。
試合を終始リードしていたのは紛れもなく、天龍選手だった。と言うよりは、他の選手半顔をニタにした大仁田(「おおニタ」と日刊スポーツの速報ではクレジットされている)も、リングインと同時に見舞った毒霧で天龍選手に先制はしたもののその後目立った動きはあっただろうか?
ましてセコンドのようにいすをリングへ投げ入れていたことしか記憶にない中牧、カマもどき(鋭利な刃が付いていないのだから「もどき」だ)を天龍選手にあっさりとうち捨てられてしまったポーゴに至っては、「居ただけ」と言うにも及ばない。
試合を決めた天龍選手が「大仁田もうお終いだな。新日マットで闘い続けるつもりならば、タッグを組んでやっても良いぞ。」と投げかけてさっさと引き上げた後に、大仁田が「邪道の意地を捨ててタッグを組み、長州、藤波に挑む。」と宣言、それからいわゆる「マット・バンバン」をしばらくやっていたが、あれはもう連続ヒーローもので今週も敗れ去った敵役が「来週こそは……」と言っているのと大差はない。
帰り道、しま田で食事をしていたら天龍選手が姿を見せた。その大きく、力のみなぎった姿を見ていたら、「天龍選手はまだまだ奔るな。」と思えた。大丈夫、全てOKである。
時間がどんどん過ぎて行く。マット界の動きについていけてない今日この頃。
明日は久しぶりにWARの後楽園ホール大会。その後楽園ホール大会を皮切りに10月11日の新日東京ドーム大会での対 佐々木戦まで天龍選手は秋の連戦。この夏はだいぶ仕事をしたので、秋はちょっと楽をさせてもらって仙台あたりに遠征しようかな(9月16日宮城県スポーツセンターでのカードは天龍・藤波 対 佐々木・安田)。
いろいろ噂はあるが、それはそれ。自分に悔いがないように過ごしたい。
倒産した組織からシステム機器を回収してきた翌日には、やはりそのことが職場の話題になる。
現場の様子については相当興味を引くようだし、一月前にそこで見た怖い取り立て光景のこともあって、話は尽きないのだが、そこで働いていた人たちのことを思うとだんだんペラペラと話すことに気が引けてくる。
その組織の財務状況について、そこの職員たちは詳しいことを聞かされていなかったようだったが、東京から突然機器の引き取りがやってくるし、その日緊急の理事会が行われていることなどから、ある程度のことは察したようだった。状況は彼女たちが思っているよりも数段悪化していたと言うことだ。
ほとんどのもしかすると全ての人がその組織を去り、新たな場所を見つけなければならなくなるだろう。行った先でもその個性を輝かせてくれることを期待するより、今の僕にできることはない。
集まり散じて……。またどこかで会いましょう。