![]() | 99年10月(2) |
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NovellがNDSのイベントを行ったので高輪プリンスホテルへ。Novellとしては相当に力を入れたイベントだったが、第2部が始まりしばらくすると講演中にもかかわらず櫛の歯を挽くが如くに観客が退場していった様は、ある意味壮観。進行が押していたことと、IT技術者向けセミナーと銘打っておきながら、一般論に終始した講演内容が直接の敗因だが、なにより主催者側の事前チェックが甘かったのではないかとの感強し。元大手建設会社のIT部門長と言う講演者が初期UWFのマットに上げられたしまった外国人レスラーに見えた。マーク・ルーインとか。
帰路を恵比寿からバスで用賀へ抜けることにして、駒沢公園で途中下車。屋内球技場で行われたNew NOWと言うか全女vsJWP対抗戦を観戦。だふ屋が5,000円のチケットを2,000円で販売していたので、悪いとは思いつつもこちらを利用。で、今財布から半券を取り出してみたら4月4日のチケットではないか。これで入場できちゃったのか、ふーむ。
女子対抗戦はいずれもカラフルな試合で楽しめた。「カラフル」ってのは誰だったかがバディ・ロジャースに使った言葉だったような気がするが、とにかく誉め言葉。面白かったんだもの。デビル雅美と対戦した納見佳容の表情は望遠で、豊田・前川・中西vs関西・日向・乱の試合は広角でと自分の目を切り替えながら。
広角の視野で豊田組vs関西組を見ていたら、常日頃文字通り望遠レンズを通してレスリングを見ている自分が、いかに多くのものを切り落としているかに気づいた。もちろん、望遠レンズでないと見えないものも数多くあるから、どちらの見方がよいと言うことではなくて、どちらの見方も良いなと思ったと言うことだ。
僕は未消化を起こしそうで今以上にレスリング観戦の頻度を増やそうとは思っていないのだが、今日のように気まぐれに立ち寄った会場で新しい発見をさせてもらったりすると、もうちょっといろいろなところに行ってみようかなとも思えてくる。さて、どこに。
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ガーデンシネマの設備は絶好。10年ほどまでに大井武蔵野館で眠狂四郎シリーズを連続して見たときには、座り心地の悪さに予定の半分も見ないで退出してきてしまったのだが、ガーデンシネマのイスならば何本でも心ゆくまで見られそうだ。良い劇場で、見たかった映画を見られて至極満足。
来週はここで「陸軍中野学校」を見る予定。「国際的謎の男」とはガラリと違ったスパイ映画をあなたもどうぞ。
職場を退出するのが遅かったので東スポを買い損ねた。レスリング関係の情報はネット上を探すことでフォローもできるが、「男にて候」をしばらくに続けて読んでいるので、1回分飛ばすことになってちょっとしゃくの種。かと言って後に単行本になるのを待って読んだりもしない。電車の揺られながら読むのが良いんだよな、きっと。
東スポの一面、今日は正道会館・佐竹選手のK-1撤退記事。見出しには気も早く「K-1からプロレスへ」と副題が付き佐竹選手が転出先としてプロレスマット界も視野に入れていると報じている。
この記事を目にして、以前にも佐竹選手のプロレスマット界進出記事があったことを思い出した。確かあれは90年のことではなかったか。そのとき佐竹選手が登場するとされたマットは誕生間近のSWSだった。
この記事をスクープしたのは日刊スポーツ。佐竹選手の知名度は今ほどではなかったので、それほど大きな扱いの記事ではなかったが、天龍選手の「異種格闘技対決は時代の流れ。」というコメントもあったりして、興味深く流れを追ったものだ。
結局この話は実現せず、今ではそうしたことがあったことを記憶しているファンもまれだろう。そもそも積極的に取り上げていたのは日刊スポーツにのみだったし(と思う)、最近出版された「SWSの幻想と実像」(日本スポーツ出版社)の年表にも出ていないから、「ガセ」に近いものだったのかも知れない。
そんな一件ではあったが、強烈に印象に残っている部分がある。佐竹選手のコメントに「天龍さんには背広をもらったこともある。」とあったことだ。
「背広を贈る」。人並みはずれた体躯の持ち主同士、なにより天龍選手が贈るもの、半端なものではなかろう。一流同士の交誼をかいま見たような気がして、胸が高鳴った。そんなこともあったのである。